六本木クロッシング

その後森美術館へ。
草間弥生は空間作品もなかなか面白かったけれど、本人のインパクトが強すぎる(笑)
電飾を天井から下げた部屋の作品(蛍何とかという名前だったけど失念)が素敵だった。
その後六本木クロッシングを見に行く。
主な目的は八谷和彦さんのオープンスカイ。(と、大木さんの映像作品も少し)
森美術館でハピネス展を見た友人いわく、
「お金をかけてもいい美術品を集めるのは難しいということはよくわかった」
というだけあって、
これだけたくさんの有名どころを集めてもそんなに楽しめない感じがした。
まあ、現代美術を集積する(現代美術に集積なんてあんまり意味ないだろうから象徴とかカタログみたいなほかの言い方があるんだろうけど)という意味では、
この森美術館の存在には意味があるんだろうけど、
正直みていてそんなに面白い作品があるわけではない。
現代美術もアンチテーゼである限り持続する面白さじゃないのかなあと思いつつ。
そういう消費型のインパクトであって持続型のインパクトでない作品がまだまだあると思うのだが。
でも、だからこそ新しいものに期待していろいろ見たくなるという面もあるのかもしれない。
体験型のインスタレーションが少なかった(インスタレーションでも調整中のものが多かったし)のもちょっとけだるくなっていた一因かもなあ。


八谷さんのプロジェクトが現代美術に入るのかはわからないけれど、
オープンスカイは面白うと思うしとても楽しみなプロジェクトです。
弟に「ナウシカのやつだよ」と説明したら興味を持っていました。
疲れていたのと友人を引っ張りまわして申し訳なかったので足早に通り抜けたけれど、
そんなにじっくり見るものもなかったかもしれない。
弟も私も非常灯の絵が変わる作品には長いこと足を止めてしまったのであれが一番面白かったということで。


しっかし、ここは美術館見たくて来てる人はどれくらいなんだろう。
やっぱり「景色のほうがいいね」といわれても仕方がないのだろうか。