埼玉で開催されている第4回障害者スポーツ大会のバスケットボールの試合に弟が出るので見に行く。しかし、皇太子が来るということで沿道におばちゃんがあふれかえり、わざわざ深谷まで遠出したのに体育館は入場制限でもう入れないとか言われる始末。俺の中で皇太子の人格を否定する動きがあった。もっと早く行けばよかった自分のせいではあるが、見たくもない皇太子のせいで試合に入れないもやもやがこみ上げてきて皇太子を見ないで帰ることを決意し駅に引き返す。しかし駅のモスで昼食べていたら、親から「関係者パスをもらえたから入れる」等といわれ、もっと早く言えよ・・・と思いつつ体育館に引き返すバスに乗る。しかしそのバスが皇太子の乗った車が通る交通規制のおかげでなかなかつかない。やっとついて裏からチーム関係者として入れてもらうと、今度は客席に皇太子が入るので客席の出入りは禁止されているといわれる。散々皇太子に振り回される一日だった。結局コートに入っていってベンチ横で勝手に座って観戦。実はそのとき皇太子はすぐ近くにいたらしいがまったく気づかず、俺は皇太子どこにいるんだ、きてねえじゃねえかと思っていた。ハーフタイムに黒いスーツの一群がぐわっと動き、やっと皇太子が来たか!と思ったらちょうど帰るところだった。一瞬しか見えなかった。チラリズム。皇太子が帰ると客もだいぶ帰ってしまい、なんだかなあと思わされる。こっちはバスケが見たくてきては入れなかったのに、バスケの会場にバスケじゃないものを見に来るなんて。でもまあいいや。母親が「皇太子は背が低くて周りは大きい人だったから客席から試合がみにくそうだった」といっていた。それに3コートあって両はじで準決勝をやっていて、真ん中でやっている試合は親善試合だというのに、皇太子の席は真ん中のコートの前なのできっと準決勝はあまり見ていないはずだ。なんだかなあ。皇太子も大変だなあと思った。とにかく今日は紀宮様おめでとう。