そうだ、京都行こう。

京都を見物。まずは京大の中をぐるりと回りました。東大と違って建物が全体的にきれいで新しい。思ってたイメージとかなり違います。軽くショックを受けつつそのままずっと南下。いろいろな建物や寺社を見たりしつつずっと二年坂まで歩き続けました。途中八坂神社を見物。八坂神社ではちょうど結婚式が行われていました。友人が「ここのおみくじは本当に悪いのが出るから気をつけろ。俺は正月に引いたら凶だった。」というので、普段はおみくじなんて引かないのですがわざわざチャレンジしてしまいました。結果は末吉。生々しいです。その後行った二年坂にはオトキノコを目当てにきたのですが・・・残念ながら閉まってました。くやしい。そして二年坂でお食事。生麩うめえ。高かったのに件の友人が「昨日パチスロ勝ったから」という理由でおごってくれました。家賃払ってくれ。抹茶ソフトを食べながら六波羅蜜寺に移動。この日の気温はどうやら32度近くあったらしく、しかも風は吹かないし湿度は高いし体感温度はもっと高かったと思います。後で腕が真っ赤に焼けてるのに気づいてびっくりしました。
六波羅蜜寺ではついにマイフェイバリット仏(?)像「空也上人立像」と対面。いや、これはすごい。いろいろな角度から眺めたり体勢を真似したりずっと空也ばかり見ていました。しかし大学生なのに何も言わず大人料金を取られた事に後で気づきちょっと悲しくなりました。
炎天下また歩いて三十三間堂へ。やはりあれだけの数は圧倒的です。三十三間堂では中国から来た団体旅行客や修学旅行生に囲まれ、一番前に立っているのに手水場でひしゃくがまったく回ってこず中国人のおばちゃんたちがひしゃくを回しあったりペットボトルに水を汲んだり(大丈夫なのかなあ?)していて困っていたら、その様子に気づいた親切な中国人のおばちゃんが遠いところからわざわざひしゃくを渡してくれました。言葉は通じなくても優しさに触れた気がしました。謝謝くらいいえばよかったのですが、こういうとき謝謝は不適当な気がしてなんといったらいいかわからずただ微笑んでごまかしました。ありがとうおばちゃん。
今回の旅行で行きたかった観光スポットは一通り回ったので、(京都府警も行きたかったけど道が外れていたから行かなかった。)鴨川沿いを適当に北上することに。よく考えると京都の北から南まで行って北に戻る、というのを炎天下でやってたんですね。かなり歩いてます。前の日に夜の鴨川で「鴨川カップル等間隔の法則」を確認したのですが、この日の鴨川はぜんぜん等間隔ではない。日陰に密集してカップルがいたのと、カップルではないおじさんなどが平気でカップルのそばに座るので感覚がずれていました。
その後一緒にいた友人がもう一人の友人を呼び出して夕食をおごらせようというので、合流して夕食に。それにしても京都の人間の金銭感覚というのは狂っているのでしょうか。なんだかわからないうちに高級しゃぶしゃぶをおごってもらっちゃいました。たぶんこの二日はこれまでの人生の中で一番おごってもらった二日だと思います。本当にご馳走様。しかし彼らが東京にきたらまた・・・あなおそろしや。京都駅でお土産に八橋と新撰組扇子を買って帰りました。